【年長児】慶應幼稚舎・横浜初等部専科の授業日誌②
絵画
3月の講習では、見たこともない不思議な畑を制限時間15分で描くをおこないました。ただの畑での収穫の様子では面白みに欠けますよね。授業では2月におこなった動きのある絵を描くように指導して、野菜を引き抜いている様子や収穫できた喜びを絵に表現できる子も出てきました。「不思議」というテーマについては、まだまだ練習が必要です。大きな野菜や葉っぱや実の色が虹色だけでは、実際の入試でも試験官の目にはきっと留まりません。創造性を評価するなら、引き抜くと色々なボールが出てきたり、海にいる生き物の形と味が楽しめる実が植わっていたりと「おぉ!」と思わせるような作品を描けるようにしましょう!今回学んだことを活かして、毎回の絵画宿題や家庭学習で表現力に磨きをかけてくださいね。
制作
2月の講習では、粘土で「野菜」を作りました。実際の入試でもよく出題されている粘土ですが、今回は、白い油粘土での作成しました。表現の難しさ、形を整える方法など、皆、試行錯誤しながら作っていましたね。絵画同様に、基本は丸・三角・四角でベースを作り、そこから、伸ばす・模様などの表現で完成度を高めていくようにしてください。絵画で設計図を描き、それを制作と粘土で表現するだけでも入試対策ができます。毎日コツコツと実力を高めていきましょう。
運動・行動観察
3月の講習では、マット運動(立ち幅跳び)、ボール運動(ハンドリング強化・的当て)、サーキット運動(ゴム段を含めた連続運動)、ラダーを使ったリズムジャンプ、模倣体操などをおこないました。教室を何度も往復するハードな運動でたくさん汗を書きながら頑張りましたね。もっともっと運動量を上げていきますので、運動の宿題カードを繰り返しおこない、体の動かし方を身につけましょう!行動観察では、だいぶ「第一声を元気よく」「しっかり返答する」ことができるようになりましたね。楽しく、ルールを守って取り組めば、自然と仲良く活動できます。「いいね!」「どうかな?」「こんなのは?」など、どんどん自分から話せるようにこれからも発表力を鍛えていきます。
父母対策
3月3回目の講習中に、保護者の皆さまには、慶応義塾幼稚舎の勉強会を実施いたします。「6年間の担任持ち上がり制」「国際交流」「授業の特色」など、受験するにあたり、しっかりと学校を理解しておくことが大切です。勉強会後は、専科会員専用ページにて、情報を更新していきますので、聞き逃しはそちらからごらんください。※4月は慶応義塾横浜初等部の勉強会を実施いたします。