【年長児】青山初等部専科 3月の学習内容

3月の学習内容

A考査対策

「鏡図形」「工夫力」を実施しました。「鏡図形」では、「鏡に映ったものが左右反転する」ということをしっかりと理解しておきましょう。青山の入試では、「鏡図形」のほかに「回転図形」「重ね図形」「折り重ね図形」など図形分野が頻出です。幅広い対策が求められますので、しっかりと理解を深め、演習量をこなしていきたいですね。「工夫力」では、「用意された道具を使って筒に通しているリングをとる」という課題に挑戦しました。お友達とアイディアを出し合い、最後まであきらめずに取り組むことができましたね。うまくいかないときは、1つの道具に固執するのではなくほかの道具を組み合わせて使うということも覚えておくとよいです。

工夫力で使用した道具(一部)

B考査対策

【絵画・制作】

3月は、先月確認した「切る」「ねじる」「結ぶ」などの巧緻性を活かして、楽器作りを行いました。どんな楽器を作るか決め、さっそく用意された材料で作り始めましたが、限られた時間内で作品が完成したお友達は少なかったです。必要な材料を取りに席を立つ回数が多かったり、次はどうしようかな…と手を止めて悩んでいる時間が長かったことが原因としてあげられます。作品を作る時間は限られていますので、はじめの段階で「どんな楽器を作るか」だけでなく「どうやって作るか」「どの材料を使うか」「必要な材料はどれくらいか」まで決められるとその後の手順がスムーズに行えますよ。また、作業を行っているときも「この作業が終わったら次は何をするか」を考え、手を止める時間を可能な限り短くしたいですね。今回時間内に楽器が完成しなかったお友達は、必ず家で完成させてください。そのとき、おうちの人からアイディアをもらったり手伝ったりしてもらっても良いです。そして出来上がったものを、今度は1人でもう一度作ってみましょう。1回目に作った時よりも早く作ることを目標に、たくさん作品を作って練習してくださいね。

【運動・行動観察】

3月の運動・行動観察は、機敏性強化やグループで歌を歌ったり発表力強化を中心に行いました。グループ活動では、自分の意見をしっかり伝えたり、グループの意見をまとめたりとリーダーシップを発揮したお友達がいる一方で、話し合いで黙ってしまったり、意見がぶつかってしまったお友達もいました。話し合いで大事なことは、自分の意見を伝えることもそうですが、相手の意見を認めてあげることもあげられます。お友達と意見が異なったときは、つい自分の考えを優先したくなることもあると思いますが、相手の考えを否定せず、譲ってあげたり、代案を伝えるなど上手にコミュニケーションを取れるといいですね。