親子面接の準備 — 当日の流れと家庭での練習法
親子面接は私立小学校受験の合否を左右する重要な場面。お子さまへの質問、保護者への質問、両親の連携の仕方まで、わかぎり21の保護者解説でお伝えしている具体的な準備方法を整理します。
私立小学校の入試では、多くの学校で 親子面接 が実施されます。ご両親とお子さまが揃って面接室に入り、家族としての姿を見せる場面です。
「何を聞かれるのか」「どう答えるべきか」「お子さまにどこまで教えるべきか」 — 保護者の方の不安が最も大きい場面でもあります。本記事では、わかぎり21の指導現場でお伝えしている準備のポイントをまとめます。
当日の典型的な流れ
学校・年により異なりますが、おおよそ次の流れです。
- 入室・挨拶(10秒)
- お子さまへの質問(3〜5分)
- 保護者への質問(5〜10分)
- 退室の挨拶(10秒)
所要時間は10〜15分程度 が目安です。
お子さまへの質問 — よくあるパターン
1. 自己紹介
- 「お名前を教えてください」
- 「歳はいくつですか?」
- 「幼稚園(保育園)はどこに通っていますか?」
→ 大きな声で、はっきりと 答える練習を繰り返しましょう。
2. 好きなこと
- 「好きな食べ物は?その理由は?」
- 「好きな絵本は?どんなお話?」
- 「好きな遊びは?」
→ 答えだけでなく「理由」も言える ように。「好きな絵本は◯◯です」だけで止まらず、「◯◯が△△するからおもしろいです」まで。
3. お家のこと
- 「お母さんが作るお料理で何が好き?」
- 「お父さんと何をして遊びますか?」
- 「お休みの日は何をしますか?」
→ ご家族との関係性が問われます。具体的なエピソード が言えるように、普段から会話のネタを意識しましょう。
保護者への質問 — よくあるパターン
1. 志望理由
願書に書いた内容が深掘りされます。詳しくは 小学校受験の願書の書き方 をご参照ください。
2. 家庭の教育方針
- 「お子さまを叱る時、どんな点に気をつけていますか?」
- 「ご家庭で大切にしていることは?」
3. お子さまについて
- 「お子さまの長所と短所を教えてください」
- 「お子さまの成長を感じたエピソードは?」
4. 入学後のイメージ
- 「6年間でお子さまにどんな経験をしてほしいですか?」
- 「学校に期待することは?」
家庭での3つの練習法
1. 食事の場面で「面接トーク」
毎日の食事中に、保護者から1問ずつ聞いてみる。「今日好きだった遊びは?」「どんな絵本読んだ?」など。自然な会話の延長 で答える力が育ちます。
2. ご夫婦で「答えのすり合わせ」
願書の内容、お子さまのエピソード、教育方針について、ご夫婦で必ず数回読み合わせ を。違う回答が出るのは致命的です。
3. 模擬面接を1〜2回実施
塾の模擬面接を活用するのがベスト。家族だけで練習すると、本番の緊張感が再現できないためです。
当日3つの心がけ
1. お子さまの前で「合否」を口にしない
朝、「これで合格できなかったら…」のような会話は、お子さまの心を縛ります。「楽しんできてね」 だけで送り出しましょう。
2. 答えに詰まったら「ゆっくり」
完璧な回答よりも、誠実な姿勢 が伝わるほうが好印象です。少し考えてから話す方が、自然で説得力があります。
3. お子さまの答えを訂正しない
お子さまが「うーん…」と詰まった時、保護者が答えてしまいがちですが、これは原則NG。面接官は「お子さまの姿そのもの」を見たい のです。
わかぎり21の面接サポート
受験総合コース では、毎回の授業中に 保護者解説 を実施。その中で面接対策・家庭学習法までお伝えしています。
専科会員には 保護者・親子模擬面接 も実施。本番に向けた最終仕上げを行います。
体験授業 でお子さまの現状をご相談ください。
文責:わかぎり21 講師陣

