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保護者サポート2026.05.04

小学校受験の願書の書き方 — 「ご家庭らしさ」を伝える構造

小学校受験の合否を左右する願書。何を、どんな順序で、どこまで具体的に書くべきか。わかぎり21の保護者解説で毎年お伝えしている願書の構造と、よくある失敗を整理します。

小学校受験で 願書 は、保護者が学校に向けてご家庭を表現できる、唯一の文書です。

ペーパーや行動観察と違って、願書は 何度でも書き直せる。だからこそ、ここで手を抜かず、ご家庭の魅力を最大限に伝えることが合否に直結します。

願書の典型的な構成

学校により形式は異なりますが、ほとんどの私立小学校の願書には次の項目があります。

  1. 志望理由
  2. 家庭の教育方針
  3. お子さまの様子(長所・性格)
  4. 家族の構成・職業

このうち、合否に関わる重みが大きいのは 志望理由・家庭の教育方針・お子さまの様子 の3つです。

志望理由 — 「学校研究」が必須

「教育理念に共感しました」だけでは不十分です。具体的に 学校のどの部分が、ご家庭の何と接続しているか を書く必要があります。

良い例

学校説明会で校長先生がおっしゃった「他者を思いやる心を育てる」というお言葉に、我が家の「相手の立場に立って考える」という方針と深く共鳴いたしました。長男も、保育園で…

悪い例

伝統と実績のある貴校で、子供を学ばせたいと考えました。

学校の固有名詞・教育理念のキーワード・ご家庭の具体例 の3点セットで書くと、説得力が増します。

家庭の教育方針 — 「動詞」で書く

「自立した子に育てる」「思いやりのある子に育てる」など、抽象的な言葉だけでは伝わりません。

家庭で実際にやっていること(動詞) を入れて具体化しましょう。

「自分のことは自分で」という方針のもと、朝の身支度・食事の片付け・通園準備は本人に任せています。失敗した時も親が手出しせず、本人が次にどうするかを考える時間を大切にしています。

お子さまの様子 — 「エピソード」で書く

「明るく元気」「優しい子」だけでは差別化できません。実際にあったエピソード を1つ入れます。

公園で転んで泣いている年下のお子さまを見かけた時、自分から駆け寄ってハンカチを渡してあげていました。

エピソードは 小さくて構いません。大事なのは「実際にあった」と感じられる具体性です。

よくある3つの失敗

1. 学校HPの文言をそのまま使う

学校の教育理念をそのまま書いた願書は、面接官の印象に残りません。ご家庭の言葉で言い換えること

2. 完璧すぎる子供像

「いつも明るく、勉強もスポーツも得意で、友達にも優しい」 — このような願書は逆に 嘘っぽく 見えます。長所と、ちょっとした 成長中の部分 を素直に書くほうが好感を持たれます。

3. 配偶者と内容を擦り合わせていない

願書に書いた内容は、必ず面接で深掘りされます。配偶者の方が違う回答をすると即アウト。下書き段階で必ず2人で読み合わせを。

わかぎり21の願書サポート

受験総合コース では、毎回の授業中に 保護者解説 を実施し、その中で願書の書き方・添削までサポートしています。

専科コース会員には 願書の個別添削 も無料で実施。何度でも書き直しのアドバイスをさせていただきます。

体験授業 でお子さまの現状をご相談ください。

文責:わかぎり21 講師陣