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国立・都立2026.04.20

国立小と私立小の違い — 学校の目的・選抜方法から徹底比較

「国立を受けるか、私立を受けるか」で迷われる保護者の方へ。学校の目的(教育理念)から選抜方法、保護者面接の重み、月齢考慮や抽選の有無まで、わかぎり21の国立対策クラスで毎年お伝えしている違いを整理します。

「国立小学校と私立小学校、どちらを目指すべきか」は、お子さまが年中・年長になられた保護者の方からよくいただくご質問です。

両者は 学校の目的・選抜方法・入学後の生活 が大きく異なります。本記事では、わかぎり21の国立対策クラスのプレ体験で毎年お伝えしている内容をもとに、両者の違いを整理します。

違い1. 学校の目的

私立小学校

教育の専門店。建学の精神があり、それにそって教育活動が行われます。

  • キリスト教教育、仏教教育、リベラルアーツなど、明確な教育理念
  • 6年間(または12年・16年)の一貫した育成プログラム
  • 保護者と学校の 価値観の一致 が前提

入試では、受験生の能力だけでなく、保護者の学校の理解度や教育方針が学校とマッチしているか を確認するため、願書や面接も非常に重要です。

国立小学校

教育研究校、実験校。学校ごとに研究テーマがあり、途中でテーマが変わる可能性 もあります。

  • 文部科学省・国立大学法人の指定する研究テーマに基づいた教育
  • 研究の成果を全国の小学校に還元する役割
  • 保護者には学校への理解は求めるが、合否判定には強く影響しない

つまり、私立は 「学校に共感する家庭を選ぶ」 入試。国立は 「お子さま本人の発達を見る」 入試と言えます。

違い2. 選抜方法

私立小学校

  • 志願書(願書)
  • 面接(多くは保護者・お子さま)
  • 受験生の考査(ペーパー・行動観察・運動など)

学校により考査の内容や比重は異なりますが、3つすべて が合否に関わります。

国立小学校

  • 受験生の考査 が中心(入学後の適性を調べる目的)
  • 発達のバランスと意欲を見るため、総合考査 となる
  • お茶の水女子大附属・筑波大附属 は月齢考慮あり
  • 都内国立 は考査の前後、または一方に 抽選 がある

特に 抽選 の存在は、国立受験の大きな特徴です。実力があっても抽選で外れることがあり、複数校の併願や私立との併用が必要になります。

違い3. 月齢考慮と抽選

月齢考慮

お茶の水女子大附属・筑波大附属では、生まれ月による発達差を考慮 した選抜が行われます。早生まれ(1〜3月生まれ)のお子さまも不利になりすぎないよう、月齢別にグループ分けされたうえで選抜される仕組みです。

抽選

都内国立では、考査前後に抽選があります:

  • 筑波大附属:1次抽選 → 2次考査 → 3次抽選
  • 学芸大附属(大泉・小金井・世田谷・竹早):考査と抽選の組み合わせ(学校により異なる)
  • お茶の水女子大附属:抽選あり

実力と運の両方が必要になるため、戦略的に複数校を併願 することが一般的です。

国立を目指す場合の対策

国立小学校の考査は、ペーパー・運動・行動観察・口頭試問・個別審査と多岐にわたります。学校ごとに重点が異なるため、併願する学校に応じた対策 が必要です。

わかぎり21の 国立・都立対策コース(年長児) では:

  • 国立・都立小ペーパー全範囲
  • 行動観察
  • 口頭試問
  • 運動
  • 制作(絵画)
  • 個別審査

を網羅的にカバーしています。また 月1回の保護者向け「国立都立合格対策講座」 も開催し、出願スケジュール・抽選対策・学校別の最新情報をお伝えしています。

私立も国立も、まずは現状把握から

「うちの子はどちらが向いている?」というご相談も多くいただきます。志望校選びは 体験授業 でお子さまの様子を見ながらご一緒に考えていきましょう。

詳しくは コース一覧 と各校舎の 国立・都立対策コース ページをご覧ください。

文責:わかぎり21 国立都立対策クラス 講師陣